まろの鞠さばきを見よや
義元の活躍で小谷の戦いは勝利した。
しかし、またも皆で蹴鞠をするには至らなかった。
義元は再び蹴鞠仲間を求め、さすらった。
まただ、またさすらうのですか。
そして、長い時が流れた。
九州にたどりついた義元は、
天下人となった豊臣秀吉と再会。
えぇぇ～、どんだけさすらってたんだよ。
いつのまにか、うつけ殿死んじゃってるではないか！
義元は今度こそ、大勢で蹴鞠をするため
豊臣軍に加わって、島津軍と戦うことにした。
とりあえずギン千代ちゃんを討死させないように進めよう。
秀吉「義元殿、何でここにおるか分からんが、頼んだぞ」
秀吉「皆で笑って暮らせる世築くため、頑張ってくれや」
麻呂「皆が笑って暮らせる世…かの？」
普通に進めているとすぐギン千代に会えます。
ギン「き、貴様…その頬…なんとぽよぽよしているのだ…」
麻呂「触りたいかの？」
ギン「べ、別にいい！ 触りたいわけでは…ない…」
ギンちゃん絶対可愛いもん好きだろ。
まさか、「おんなではない！立花だ！」とか言ってる人から
「ぽよぽよ」なるお言葉が聴けるとは思わなかったな～。
さて鶴賀城を制圧するために義弘のもとへ突撃。
ここでは左近・三成・義弘と会えます。
左近「あんた見てると、和むねぇ」
麻呂「まろはいつでも和んでおるの」
左近「だろうねえ」
麻呂「暑いの…三成殿、その扇であおいでくれぬかの」
三成「嫌だ」
麻呂「暑いの、暑いの」
三成「脱げ」
だめだ！三成は和まない！
まぁ、もこもこしすぎなんでね、暑かろうよ。
麻呂「大きな金槌じゃの」
麻呂「そんな金槌では釘は打てぬのではないのか、の？」
義弘「だが、貴様は討てる」
なによギンちゃんはぽよぽよとか言ってくれたのに、
爺様はずいぶん冷たいのねん。
敵本陣に突入すると、島津の兄弟たちがやってきます。
あぁ、そういえばそうだったなぁ。
しかしですね、義弘が「兄の危機じゃ」とかいうのはやはり納得いかん。
どうみても義弘が最年長ではありませんか。
島津家を蹴鞠もろとも蹴っ飛ばして撃破。
秀吉「これで皆が笑って暮らせる世に一歩近づいたわ！」
麻呂「の、皆が笑って暮らせる世？ のー！」
麻呂「まろは皆が笑って蹴鞠れる世を目指すの！」
秀吉「そりゃあええ、ま、頑張れや！」
麻呂の「目指すの！」の、「の！」がやたら可愛らしいですな。
考えてみりゃ、秀吉と麻呂の目指すものは似てるかもなあ。
まー、麻呂は何も考えてなさそうだけどね。
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