買ってきたはいいけれど、水質の変化が酷かったのでしょうか
病気になりまして、薬に浸けてますけどオロオロ。
以上独り言。
昨日、ガクト謙信が出てましたね。ギーギー言ってましたねぇ~。
実力がすべての戦国時代
群雄割拠の時代から信長の登場で全国統一へ
実力ある者が上位の者を倒す「下剋上」
応仁の乱以降の戦国時代はまさに下剋上の時代だった―
第3回
戦国の畿内周辺と魔王の登場、
そして戦国の終わり
争乱続く畿内周辺諸国
管領細川氏にかわり三好氏が権力を握る
明応二年(1493)管領細川政元は対立する管領畠山政長と将軍足利義材を攻撃。
この政変は、細川氏が将軍権力を奪い、畿内周辺国の領国化を進めるきっかけとなる。
実権を掌握した政元だったが、実子がいなかったため「永生の錯乱」とよばれる
畿内周辺の国人・土豪層を巻き込んだ内部分裂がおこる。
これに続く争乱は、大永七年(1527)細川晴元が摂津・山城・丹波の守護となり
家臣三好元長が山城下五郡の守護代となったことにより終息したかに見えた。
三好元長は、晴元政権で敏腕をふるったが、享禄五年(1532)敗死してしまう。
あとを継いだ長慶は頭角を現し、天文二十二年(1553)将軍足利義輝を追い
幕府に代わる畿内臨時軍事政権をうちたてた。
その支配力は畿内周辺九ヶ国にもおよんだ。
風雲児信長の登場
常備軍団を創設し統一を推進するが・・・
畿内から始まった争乱は、何十年もの長きに渡って続いていた。
この争乱を終息に導く天才が尾張に出現する。
彼の名を全国に広めたのは永禄三年(1560)の桶狭間の戦の勝利である。
二万五千の兵で上洛を目指す今川義元を、わずか四千の兵で奇襲し
義元の首級をあげて勝利したのであった。
永禄十年(1567)には美濃を併合し、稲葉山城を岐阜城と改め
「天下布武」を全国に向け宣言する。
翌年、足利義秋を奉じ上洛。またたくまに畿内中枢部を制圧する。
義秋は十五代将軍義昭となり、幕府と畿内の秩序は一応回復するのだった。
元亀一年(1570)ころから、信長と義昭の不和が始まり、
義昭は各地の諸将に御教書を乱発し、信長包囲網を布く。
中心は三好三人衆と本願寺で、それに浅井・朝倉等の畿内周辺反信長派が連合。
ここに、甲斐の武田信玄が遠江へ侵入する。
信長はまさに四面楚歌の状況を迎えるのだった。
しかし、信玄は病死、挙兵した義昭もすぐに降伏し、室町幕府は滅亡する。
この後、信長は有力武将を方面師団長として全国統一に邁進する。
中国平定軍・羽柴秀吉、北陸平定軍・柴田勝家、関東平定軍・滝川一益
四国平定軍・織田信孝、畿内周辺平定軍・明智光秀。
この方面軍制により、統一は急速に前進するが、
信長直属軍は小姓衆を主力とする内輪の兵だけになった。
この無防備状態が悲劇を生むのである。
信長は明智光秀の謀反によってその生涯を閉じることとなる。
その光秀を電光石火の帰陣で破ったのが、羽柴秀吉である。
光秀を倒した秀吉は、信長の後継者として天正十八年(1590)天下統一をはたす。
信長の出現が、争乱に終止符を打つきっかけとなったのは間違いないだろう。
信長は常識を打破し、常に出撃可能な常備軍団を創設、あわせて方面軍団制をしく。
また、鉄砲や鉄船という新技術を駆使し、能力主義を採用した。
経済・流通革命も断行し、建築・文化にも技術革新をもたらした。
後継者秀吉と家康
秀吉が統一を達成するが家康が最後の勝利者に
秀吉は信長の政策を踏襲することで天下統一を実現した。
秀吉はその出自ゆえ、幕府開設ができず、関白として政権運営を行う。
そのため、権威と官位を重んじる公家的政策と、
諸大名に領地を与え、統率するという武家的政策の二重構造を内在することになる。
秀吉の死により、豊臣政権はその脆さを露呈することになってしまう。
後継の秀頼はわずか六歳、強大な後ろ盾がなければ政権維持は無理だった。
五大老・五奉行の合議体制で難局を乗り切ろうと石田三成が独走する。
徳川家康は「律儀な内布」を前面に、多数派工作に動く。
奇妙なバランスを保ちつつ、時は流れていくが、
前田利家の死と、反三成派の福島正則・加藤清正らの不満がこのバランスを崩す。
慶長五年(1600)天下分け目の戦い関ヶ原の戦が勃発する。
東軍・西軍あわせて十六万の兵が激突した戦いは、わずか半日で決着がつく。
この戦いで戦国最後の勝利者として徳川家康が名を残すのである。
このあと、徳川政権が長期安定政権として、江戸に幕府を開設する。
家康の政権奪取を確実にしたのは、関ヶ原の論功行賞によってである。
豊臣恩顧の大名たちの大規模な改易・減封・転封を断行。
これにより豊臣領国体制が破壊されたのであった。
3回にわたってざっと戦国時代を振り返りました。
歴史好きな人には常識だろとか、異議ありとかあるかもですがご容赦。
次回からは戦国の合戦を地方別に見ていくことにしましょ~う。
次回予告 関東・東北の合戦 堀越御所攻め
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