ゼルダの伝説 夢をみる島/DX アグニム乱数調整 日本語版

2019年12月10日火曜日

RTA ゼルダの伝説:夢をみる島DX

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GB版、GBC版で利用できる、ラスボスのアグニム形態の乱数調整について解説した2つのガイドです。

1つは発見者VlackSR氏による乱数調整の方法、もう1つはDXのガイドを作成したxandertje10氏による解説書です。

すでに夢をみる島DXのガイドに組み込まれており、現在はこれらのガイドを読む必要はありません。

翻訳した実績として紹介します。

ガイドへのリンク

グーグルドライブにガイドを保存していますので、ご覧下さい。



感想

Switchのリメイクが発表される前あたり?(2019年5月くらい)に発見されたものです。

ラスボスのアグニム形態は剣で反射できる弾と、反射できない弾を撃って攻撃してきます。

確率は50/50ということになっていました。

一応、当時の調整方法も存在しました。

アグニムが2度同じ位置で攻撃してくる場合のみ、リンクの立ち位置を1ピクセルずらすことで、弾の種類をプレイヤー側が変えることができました。

この古い調整方法も有用だったのですが、たまたまアグニムが同じ位置に出現することが条件だったため、あまり活用はできていませんでした。

その後VlackSR氏が576種類にもなるアグニムの出現位置と魔法弾のパターンをすべて解析し、古い調整方法の理論を使いつつ、ラスボス戦が始まったところから行動をパターン化することでこの乱数調整が誕生しました。

VlackSR氏の乱数調整の方法が公開された後、xandertje10氏がわかりやすく解説したガイドが公開されました。

ところが、実際にプレイしている間に乱数調整に必要な情報である、アグニムの出現位置とリンクが立つべき位置を、瞬時に把握することは困難でした。

そのため、プレイ中でもスムーズに乱数調整ができるように、Spicefather氏によりAndroidアプリが開発・公開されました。

視覚的に瞬時に必要なことがわかるアプリは、非常にありがたい存在となりました。

多くのプレイヤーがアグニムに泣かされてきました。

たくさんの記録がアグニムによってダメにされてきたのです。

本当に画期的な乱数調整だったので、このガイドを翻訳しないという選択肢はありませんでした。

Switchでリメイクが発売されることになり、数多くのグリッチを発見しては記録を更新してきたGB/GBC版の夢をみる島RTA界は、この乱数調整の確立をもって活動がおとなしくなります。

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