私が考えたRTAの「プレイヤー」を増やすために必要なことです。
4つ考えました。
- 初心者向けのガイドを作る
- ガイドを1か所に集める
- RTAをプレイする楽しさやメリットを伝える
- イベントからプレイしてもらう方向へ導く
もし不足しているようであれば役立つかもしれません。
私が知らないだけで、すでにやっているかもしれません。
他にも考え方や方法があると思いますが、そるらぴ式として受け取って下さい。
初心者向けのガイドを作る
もともとRTAはゲーマーのやりこみの一つです。仕方ないですが、上級者による上級者のためのメモが多いです。
ゲームを良く知っている人向けのものになっていて、超初心者には伝わらないことや、わかりにくいことが多いです。
読んでも何をすれば良いのかわからない、読んでもできるようにならないです。
初心者はすぐできるようになることを求めます。
練習を繰り返さないと難しいところもありますが、繰り返すべきポイントを教えてあげないと闇雲にプレイするだけになります。
私は海外のガイドを翻訳して公開しています。
日本のガイドも参考にするため、検索して感じていることです。
すべてが初心者にやさしいとは言えませんし、初心者向けに書き換えることもしていません。
最初から自分で書くなら、かなり詳しく書いたほうが良いかなと思っています。
どこを見ているのか、何を意識するのか、どう操作しているのか、タイミングを合わせる手段など・・・。
わざわざ書くまでもないようなところまで書いたほうが、何も知らない初心者には役立ちます。
どうすれば同じ結果、似たような結果にたどり着くのかを教えたほうが良いです。
グリッチやテクニックを見せるだけでなく、どうすれば真似できるのかを伝えます。
基本的にルートだけという物が多いです。
実際詳しく書いてみると、確認しなきゃいけないポイントが多く時間がかかります。
しかし、曖昧なポイントを再確認できるので、自分の記録更新にも役立ったりします。
テキストが主体であれば、画像や動画もセットのほうが良いかもしれません。
今は動画による解説が主流になっているようです。
ゲームが下手な人でも練習すればできるように、お母さんが見ても伝わるような、小学生に見せても伝わるようなものが良いと思っています。
RTA基準だと忘れてしまいやすいですが、基本的にほとんどの人はゲームをやり込んでいません。
イベントを見る人だって、ゲームが好きでもそれほど詳しいとは言えません。
ついよく知っている前提で話を進めがちなので、注意しなければなりません。
今まではほぼ詳しい人達同士の遊びで終わっていたのですから、そうなるのも仕方ないです。
しかし、イベントが大きくなってきた以上、知らない人たちも沢山入ってくるわけです。
詳しくない人に伝える方法も作らないと、視聴のみの人口とプレイヤーの人口の差は縮まりません。
あらゆるゲームでRTAができるので、どのゲームも基本人手が足りません。
他人任せだと何時までたってもできないので、作っちゃったほうが良いです。
詳しい人向けのものと同時に存在していると良いと思います。
ガイドを1か所に集める
これは私が使いたいからという理由が大きいのですが、他の人にも役立つと思います。作成したガイドやチャートを公開していても、個人ブログや各配信サイトなどに点在していて探しにくいです。
特に初心者は検索ワードもよくわからないでしょうし、ニコニコかYoutubeくらいしかわからないでしょう。
ゲーム名や配信者名などで調べてたまたま出てくればラッキーってなもんです。
SRCは英語ができないと使いづらいですし。(実際ガイドは英語だし)
バラバラの情報源から探し当ててやっとスタートなので、時間がかかります。
(ガイド探しTAが始まってしまうのです)
情報を得やすいのは時間の節約になるので、初心者から上級者まで役立つはずです。
解説のみ担当する人にも役立つでしょう。
Discordなどを使っていたりもしますが、ゲーム毎にサーバーが違いますし、必要な情報だけ求めると結構不便だったりします。
誰かに聞けば教えてくれるかもしれませんが・・・。
Discordは各ゲームのコミュニティを作るには良いかもですが、ゲームをプレイするのに直接関わりません。
RTAをする前に使うものが増えてしまうのは負担だと思います。
Discordでガイドを探すにしても、どのみちどこかにテキストや動画で保存してあるわけで、なるべく寄り道なく渡してあげが方が良いですよね。
ただ、海外はSRCのGuidesやForumを見れば良いのですが、日本はコミュニティがバラけているので、新しく作らないとダメかもしれない。
新しく作っても宣伝しないとですし、難しい問題です。
Discordにガイドを集結させるのはありかもしれないけど。
初心者が普段使わないDiscordを導入するのはどうなんだろうか。
日常で使わないものをインストールしなきゃだめというのは、考えものです。
RTAをプレイする楽しさやメリットを伝える
見るのが好きな人が増えるのも良いのですが、プレイする楽しさにつながらないと実際のプレイヤーは増えません。見るだけで終わってしまうからです。
RTAは熟練者のやりこみだと思われることが多いので、ゲームが下手な人や初心者はプレイしにくい。
なぜRTAを楽しんでプレイできるのかを伝えられると良いかもしれない。
RTAをするとどんなことになるでしょうか。
5つくらい思いつきました。
- 目的を達成したときの満足感を味わえる→ゲームの楽しみ方
- 1番を争ってワイワイできる→レースが好きな人
- 世界記録を出したりイベントに参加して名前が売れる→バズりたい人
- Youtubeなどでお金が稼げるかもしれない→ゲーム配信業として
- 実践と発見を繰り返して成功体験を味わえる→人生に活かせる考え方
こんな感じでしょうか。
私はRTAの根本的な楽しみは「実践と発見を繰り返して成功体験を味わえる」ことだと思ってます。
ここがないと記録が更新できない。
できなかったことができるようになる、できることがもっとできるようになる、というのは人が生きていくのに必要なものです。
ゲームをやるだけで、実践して発見、改善して結果を出すという体験ができるわけです。
スポーツでも音楽でも仕事でも使えるものだと思います。
人生が上手くいかないと感じている人も、努力と結果の体験をしやすい。
しょせんゲームだと思われるかもしれませんが、RTAでそれなりに記録を出している人はもうちょっと自信を持っていいと思います。
RTAの努力の仕方や考え方は、ひょっとすると全く違う分野でも使えるのかもしれないと考えています。
イベントからプレイしてもらう方向へ導く
イベントが開かれて沢山配信されると視聴者が増えて認知されます。ですがイベントのみに特化すると消費するだけで終わってしまいます。
生産者が足りなくなります。
「すごい人達がいるんだなぁ」と言われて嬉しいかもしれませんが、それで終わってしまいます。
真似できることも教えないとプレイしてもらえません。
結局ガイドの話に戻るわけですが。
グリッチやテクニック紹介だけだと、個人の技術披露で終わりやすい。
どうすれば同じようにできるのかを説明することで、真似してみようと思ってもらえるかと。
自分でやってみて「おお本当にできた!」と体験してもらわないといけない。
自分も近づいている、同じようなことがことができる、と感じてもらうのが大事だと思います。
モデルやアイドルが女性たちのメイクやファッションの流行を作るように。
インスタグラマーとかYoutuberとかもそれに近いところがあるかもしれない。
次元が違う特殊な人達で、真似できない存在なんだと思われている間は増えにくいでしょう。
最後に
記録や技術を尊敬されたい人もいるでしょう。そういうタイプの人とこのブログは逆方向を向いている可能性があるので、申し訳ないです。
人口を増やすには?ということを考えた結果こうなりました。
皆さんRTAのためにいろいろ活動されています。
各方面でかなり頑張ってます。
私の方向は皆さんとは違うかもしれませんが、少しでも役に立てればと思っています。
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